25年7月8日 感情の話
人間には喜怒哀楽などの感情があります。
感情自体はどの感情も素晴らしい感情だと思っているのですが、感情のまま行動することで思わぬ事件を引き起こしてしまうこともありますよね。
先日ニュースを見ていてこんなニュースが印象に残りました。
ある男性が中学生の子供と二人で道路を横断する際に赤信号で横断したそうです。
それを見た70代男性が注意したところ、口論となり横断した男性が注意した男性を殴りその男性は道路で強く頭を打ちのちに死亡。殴った男性も引き留めようとした目撃者を恫喝しそのまま帰宅したそうです。
殴った男性はすでに逮捕され裁判も行われています。
人は感情を持って生きている生き物なのでどうしても一瞬の怒りに身を任せ行動してしまうこともあると思います。
自分もあります。
しかし、後で冷静に考えると「なんでその程度のことで怒ったんだろう」と反省するばかりです。
そして、怒りという感情だけで行動した時はたいてい失敗に終わってしまっています。
怒りという感情が悪いことばかりではないと思うのですが、物事を行動に移す際、その発端が怒りからくるものである場合は一呼吸おいてから行動を起こすようにしたいものです。
最後に一緒にいた子供さんは心に深い傷を負っているのではないかと思います。
そのことが一番心配なニュースでした。
kata/聖和記念病院