25.05.02 今日は八十八夜

♪夏も近づく八十八夜～　♪　♪

遠い過去に小学校で習った〝茶摘み〟を思い出すのは私だけではないでしょう。

立春から数えて、八十八日目。八十八夜といえば、茶摘みのイメージが強く、この頃、ちょうどお茶の新芽が摘みごろとなり茶摘みを行う目安ともなります。

「八十八夜の新茶を飲むと病気にならない」「長生きする」等、縁起の良い言い伝えがあります。これは、お茶の新芽に含まれるテアニンという成分が八十八夜前後のものが一番豊富であること。昔の人たちは成分を調べることも出来なかったのに、この頃のお茶が優れていることを経験的に伝えていたのかも知れませんね。

後は、田に籾を蒔く大切な時期を知らせることや八十八は末広がりの縁起の良い数でもあるので、事始め（夏支度）をする吉日としても親しまれてきたとのことです。

福岡は八女、佐賀は嬉野と今まさに新茶の季節です。旬の味をぜひ楽しみたいですね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　mk11