聖和記念病院ブログ

医療法人せいわ会 聖和記念病院の情報発信ブログです

25年6月26日 いじめについての話

この度「いじめ防止対策推進法」が成立しました。

いじめによる自殺などの問題がきっかけになりようやく一つの形が作られたのではないかと思います。

しかし、法律がつくられたからと言っていじめがなくなるわけではありません。

この法律をうまく活用し、子供がいつでも安心して誰かに相談できる場所や環境を作っていくことがとても大切なことではないかと思います。

だから、本当はこれから何をするのかが最も大切なのではないかと思います。

形を作ることはいくらでもできます。でもそれを活用することが難しいのです。

このことをきっかけに一つでも多くのいじめ問題が解決することを願います。

 

あくまでも私見なのですが、いじめとは集団対個人。その集団に一人の力で対応している本当は強い心を持った子供が追い詰められ悲しい結末を迎えています。

今でも多くの子供が孤独にいじめと戦っているはずです。

そんな子供たちに誰もが味方になってあげることのできる社会を作っていきたいものです。

 

kata/聖和記念病院