組織力を問われる

　3月15日に〝Ｆ1サーカス〟とも呼ばれる自動車レースの最高峰　Ｆ1世界選手権が開幕しました。全19戦19ヵ国を8ヵ月かけて転戦します。今年は、小林可夢偉が参戦できなかったのは残念ですが、S．ベッテルの4連覇なるか、それとも4人の元王者が拒むのか楽しみではあります。

　「サーキットにマシンを運びいれた時点で勝負がついている」といわれる事があります。それは、レースをする以前の段階からチームが何を準備してきたのか。ドライバーだけでなく、設計、製造、営業、広報、物流等に関わる人達が、それぞれの部門でプライドを持って仕事をして、同じ目標に向かって進んでいるのか、その組織力が問われるのです。

この事は、どの企業にも言えることかもしれません。

医師、看護師、薬剤師、介護福祉士、事務職等の異なる専門職が病院という組織の中で〝仕事〟を行ないます。それぞれの専門分野を担っていく事は当然ですが、互いに尊重し連携して、同じ目標を目指してこそ、質の高い医療と介護の提供ができるのかもしれません。

病院も組織力が必要なのです。                  mk11